Base+ 様

Base+

ムービーレッスンはタイムリーに声が吹き込める画期的なツール
担当者 安田真琳様
所在地 東京都
ジャンル 水泳

ムービーレッスンは
タイムリーに声が吹き込める画期的なツール

ムービーレッスンを導入したメリット

生徒の大会出場時や他スクールでの泳ぎが動画で視覚的にわかる

練習ノートのやりとりで生徒の理解度がわかる

手間だった予約管理をデータで一元化

主に水泳の個人レッスンや少人数グループレッスンを展開するBase+さんは、2019年3月から「ムービーレッスン」を導入されました。予約システムや指導環境の変化について、代表・安田真琳さんにお話をお伺いしました。

――こちらのスクールでは「ムービーレッスン」をどのように活用されていますか?

安田主に「泳ぎの姿勢添削」に活用しています。いくつかのパターンがあって、生徒さんが参加した大会の動画を親御さんが送ってこられることが最も多く、レッスン中の動画を送られる方もいらっしゃいます。当スクールに通う生徒さんはここでの個人レッスンとは別に、日々通っているスクールでのレッスンとダブルで通っている子どもたちがほとんどです。当スクールでのレッスン以外にどのような泳ぎをしているのかを動画で視覚的に把握できるのが便利です。

ムービーレッスンについて

――こちらのスクールには泳ぎのエリートさんたちが集まってきているのですね!

安田そんな高い能力を持つ生徒さんでも、大会時に緊張したり、会場が変わったりといった要因で、普段とは異なる泳ぎをしてしまう子が結構います。そういった本番で本来の力が出せない生徒さんに対して、ムービーレッスンが「どのような指導をしていくべきか」の大きな手助けとなっています。そこから発展して、生徒さんがひとりでもできるような練習メニューを組むことにもつながります。

――お役に立てて嬉しい限りです。

安田また、泳ぎの指導だけではなく、練習ノートの交換の場にも活用しています。ムービーレッスンで練習ノートを見ることで、当スクールで教えたことが普段の練習でもできているか、コーチの指導したことの意味をわかって練習しているか等が実際に会わなくてもわかります。スポーツは身体で覚えるだけでなく、教わったことをしっかりと頭で理解して、自分で噛み砕いていかないとうまくいきません。

――生徒さん自身だけでなく、練習ノートを動画で送り合うのはいいアイデアですね。

安田生徒さんは、練習ノートに対してコーチから○をもらえたり、声で褒めてもらったりするのを喜んでいるという声を親御さんからよくお聞きします。その喜びが書き続ける支えになり、成長へとつながっていると思います。子どもの頃にラジオ体操に行ってスタンプやシールをもらえた嬉しさみたいなものを、ムービーレッスンを通して目の前にいない生徒さんに与えられるのがとても魅力です。ちゃんと考えてきたことに対しては二重丸を付けたりいつも以上に褒めたりとバリエーションをつけたりしています。

ムービーレッスンについて

――ムービーレッスン導入前のレッスンはどのようなものでしたか?

安田今までは「生徒さんがプールに来てレッスンをする」というルートしかなかったのが、ムービーレッスンを導入したことで、ひとつの場に囚われないで教えることができるようになりました。「水泳の練習」といったら今までプールでしかできなかったのですが、ムービーレッスン導入後はいつでもどこでも指導の動画が見られるという「プール以外のフィールド」ができたことが非常に大きいです。すぐには会えない地方にいる生徒さんのコーチングができるのもとても便利です。

――今までのレッスンで動画は使っていましたか?

安田今まではコーチと生徒の親御さんとがチャットやメールで個人的にやりとりをして、送られた動画へのアドバイスを無料でおこなっていました。でも、そのやりとりではムービーレッスンのように動画にダイレクトで声が入れられないですし、線やマークでの添削もできず、テキストを打ち込むだけでした。しかも「何分何秒のところがよかったね」「何分何秒の腕の使い方がいまいちだね」というふうに、動画内のどこのことを言っているのかを逐一言わないといけなかったのがかなりの手間でした。ムービーレッスンは動画に声や手書きでのアドバイスがタイムリーにできるので、かなり画期的なシステムだと思います。

――ムービーレッスンでいちばん魅力に感じることは何ですか?

安田送られた動画に声を吹き込んで送り返せることがいちばん魅力的に思います。自己ベストが出た動画を送ってきたお子さんに「おめでとう」と動画で言ってあげたら、とても喜んでいました。

――声の存在ってすごく大きいのですね!

安田大きいです。文字で褒めるよりも何倍も気持ちが伝わると思います。だからこそ、指導やアドバイスが棒読みになってしまわないように、子どもたちに伝わるにはどのように話したらいいのかを毎日研究しています。たとえばアナウンサーのスポーツ実況のように強弱をつけたり、大事なところは止めたりゆっくり話したりといったことを参考にしています。聞きやすく頭に入りやすい、熱いところは熱く、冷静なところは冷静に。目の前に生徒さんがいないからこそ声が持つ力が大事になってきます。

――生徒さんが自身の泳ぎを実況してもらえたら嬉しいですよね。ムービーレッスンを使い始めてから気づいたことってありますか?

安田私は元々、水泳の競技者で指導歴よりも競技歴の方が長いこともあって、ムービーレッスンで生徒さんのメニューを見た瞬間に大変さがわかります。でも、ムービーレッスンを始めた当初は「きついな」とか「今日は追い込んだな」とか思っても、言うのを我慢していました。ある時、ポロッと「きついな」と言ってしまった動画を、親御さんと一緒に見た生徒さんがすごく喜んだという話を聞いて、どんどん思ったことを言っていこうという方針に変わりました。「コーチのおかげで、親に大変さがわかってもらえて嬉しい」という思ってもみなかった反応が返ってきたのは、ムービーレッスンならではだと思います。

ムービーレッスンについて

――私たちでも想定していなかった反応があって驚きました。

安田自分が競技者として体験したことと照らし合わせながら、生徒たちの気持ちを読み取ってあげるのが大事です。「長水路」と「短水路」の違いなど、親御さんがわからないこともムービーレッスンを使って感想を言ったり説明してあげたりすると親御さんが納得してくれます。

ムービーレッスン導入前は、コーチと生徒、1対1の関係だったのが、お父さんやお母さんもコーチから届いた動画を生徒さんと一緒に見ることで、レッスンを取り巻く環境が3人、4人と増えていき、より強固なものとなっているのを感じます。

――ところでムービーレッスンと併用して、EPARK会員証の予約システムもご利用いただいていますよね。導入のきっかけは何でしたか?

安田今まで予約の受け付け方がアナログでして…水泳のコーチはプールに入っている時間がかなり長く、予約を受け付けるためにプールから出たり入ったりしないといけないのがかなり手間でした。プールから出ているときにしかお返事ができないので、予約決定が遅くなったりレッスンが止まってしまったりと、収拾がつかなくなってきたのでデータで管理したいと思い、EPARK会員証の予約システムの力を借りることを決めました。

――EPARK会員証のを導入してどのような変化がありましたか?

安田EPARK会員証を導入したことで、今まで手作業で予約管理をしていた時間が大幅に空きました。そのおかげで他の作業がぐーんと効率がよくなり、会社の運営全体がスピーディーにまわるようになっています。お客さん自身が予約に要する手間も減って、とても喜ばれています。今までは「何日空いていますか?」と電話で聞かれ、確認したけれど空いていないので違う日で再調整する、というような何重にもかかっていた手間が、一発で空いている日に予約が取れるようになったのはかなりの進歩です。

ムービーレッスンについて

――最後に、これからムービーレッスンに期待していることはありますか?

安田水泳は撮影許可が下りる場所じゃないと撮影ができないので、大会で撮影した動画でのやりとりがメインになっています。もっと日々の練習の様子も見れるようになったら指導の幅が広がるのではないかと考えています。ムービーレッスンがさらに広まれば、今よりもプールの撮影許可が下りやすくなるかもしれませんね。APPYさん、よろしくお願いします!

――はい、任せてください!